2011.9.19
日本人はローカライゼーションがヘタなんだから
今,日本で競争力がある製品を直接輸出した方がよい,という話
たとえば,CoCo壱番屋はタイに進出してるんだけど
ここで食べられるカレーは,日本で提供されるのとほとんど変わらないものらしい
つまり,日本風にアレンジされたカレーが食べられる
# これについては,ちょっと前のWBSでやってた
で,実際によく売れてるらしい
もちろん,プロモーションに有名な俳優を使ったり
大衆ファッション誌に広告を掲載したりで
その店でカレーを食べることをブームにしたという点も大きいんだろうけど
一方で,「日本風カレー」という訴求点もそれなりにあっただろう
最近,とりあえず製造業がコスト削減で海外進出だって
そんなことがよく叫ばれてるけど
本当にそれがベストな方法?
もし現地化するなら,そのメリットはなんなんだろう?
これをよく考えるべき
コスト競争力だけを見ると,どう考えても日本企業が太刀打ちできるものではない
それがわかっているにもかかわらず
取引先から要求されたからといって,海外に出るのは
ちょっとリスキーじゃないかなーって
私は,国内で超高品質で超高付加価値の製品を作って
それを海外にプロデュースした方がいいと考えてる
買ってくれる人は必ずいるはず
コスト至上主義的なアプローチって
海外のメーカーの方が得意なの
じゃあ,国内のメーカーって何が得意かって
それは技術力でしょう,職人技でしょう
要するに,餅は餅屋
「国内で超高品質生産は昔からやってるだろ」って思った人
それはそうなんだ
でも,重要なポイントが抜けてる
それが「プロデュースするか」
つまり,これまでは高い品質の製品を作ってても
それに気付いて寄ってきたクライアントとしか取引していなかった
それを180度転換して,もっと自分の技術をアピールして
その技術でどんな製品ができるのかプロデュースすれば
もっともっと売り上げが伸びるはずなの
というわけで,海外にどんどん進出して
国内の雇用がガタガタになって
しかも,技術を海外に盗まれ
さらには後継者も育成できなくなって轟沈する前に
はやくこのことに気付いて欲しい
自分が得意なところ,絶対に負けないところを見据えないと
本当の競争力はついてこないですよ
